気づけば今年ももう折り返しとなってしまったようです。
先月書いたとおり、予定通り5/17より室内サービスが再開となり、だいぶ日常が戻ってきました。予定を詰め込んでいるため若干息切れ気味ですが、在英期間も残りわずかなのでよりいっそう貪欲にやっていきたい所存です。というわけで５月の実績です。
Tate Britainにポートレートアーティストの展示を見に行きました。
その後Collection Routeを回ったのですが、一番見たかったミレーのオフィーリアはなんと中国に出張中だった…。中国のあと日本に巡回するらしいのでどこかで見れたらいいなー。Tateはメンバーシップを持っているのでこれからもできる限り行きたいです。
・サンデーロースト：２回
・サンプルセール
家の近くでよくサンプルセールをやっているのでポールスミスとイッセーミヤケのセールに行ってみた。プリーツプリーズのドレスが100ポンドくらいで買えたので満足。
・その他
郊外の森にブルーベルを見に行きました。イギリスの花といえばバラだけど、ブルーベルはイギリス人にとって心のふるさと的な存在らしい。ブルーベルの自生する森には妖精がいて、迷い込んだ人間を誘惑するという言い伝えもあるらしいけど、そう言われるのも頷けるくらい森一面に広がったブルーベルの絨毯は神秘的な光景だった。スウェーデンでも思ったけど日本で森に行くことってあまりないので森が近くにあるっていい。
あとは渡英して初めて映画を見に行きました。イギリスって映画館によってチケットの値段違うんですよ。どういうシステムなのか良くわからないんですけど場所によって結構な開きがあり、しかも別にスクリーンのでかさとか上映タイプとか関係ないっぽくて謎。それはそれとしてエンドロール前に電気が点くのはいただけない！浸らせてくれえ…煉獄さんに想いを馳せさせてくれえ……。多分あと１回は行く。
５月の一番大きなトピックといえば、やはりワクチン接種を受けられたことかと思います。
ちなみに予防接種はイギリス英語でjab。5/22にNHS*1から対象年齢になったよという通知がきたので、早速翌日受けてきました。ちなみに１回目を予約する際に２回目も一緒に取ります。
接種会場は地域によってさまざまで、サイエンスミュージアムやウエストミンスター寺院内などの特殊な会場で受けられることもあるようですが、私の住んでるエリアからは若干遠いのと、場所を選んでいる間にガンガン枠が減る*2ので吟味してる余裕はありませんでした。
私が予約を取ったのはかなり大きな病院で、接種会場が１～３まであり、１・２は特設の会場らしいのですが３は一番新しいべニューらしく普通に病院内でした。
最初の受付で今日のワクチンはファイザーだよと言われ、OKならあそこのジェントルマンからリーフレットもらって座っててね、順番来たら名前呼ぶねと言われて指示通り着席して待つこと約10分、病院内の診察室とその待合所みたいな場所に通される。スタッフは忙しすぎて殺伐としているのかもしれないと思っていましたが皆さん終始和やかで、Please have a seat, madam！と椅子の場所までわざわざ案内してくれたり、名前のアクセント大丈夫だった？とか聞いてくれるので恐縮した。
その後診察室に入り先生から簡単な問診（名前と誕生日の確認・民族分類・妊娠/授乳の有無・これまでにコロナにかかった？ワクチンのテストした？ファイザーだけどハッピー？等の確認）と副反応についての説明を受け、全てのコンセント確認後はいナイスなディープブレスしてねー、と消毒もせずブスッと刺された。筋肉注射は久々でしたが、この皮膚でなく肉にぶっ刺さってるな！という感じに、安心沢刺々美の鍼治療ってこんな感じなんだろうなと思った。でも皮下注射より痛くない！注射針の進化を感じた。
その後アナフィラキシー反応あるかもしれないから15分間待つよう言われ、ワクチンカードを貰って終了。親切な先生でした。テーブルの上に未開封のビスケットが大量に乗っており、お菓子食べる暇もないのかもしれない…と思った。本当にご苦労様です。
副反応ですが、その日は何もそれらしきものはなかったものの翌日から頭痛と腕の痛みが出てきて*3、結果的に一週間くらいだるさが続きました。２回目は８月ですが今から怖いです。筋トレします。
というわけで当社比活発に動いた５月でした。６月はもっと郊外に足を伸ばしたりミュージアム系を攻めたりしたいです！
