会えない時間も君へ繋ぐ魔法~BULLET TRAIN Spring Tour 2023 『B9 Unlimited』福岡公演

先日、BULLET TRAIN Spring Tour 2023 『B9 Unlimited』福岡公演に乗車してきました。

新体制になって初のアルバム「B9」を引っ提げての全国ツアーで、もちろん新体制になってから初のツアーでもあり、さらにこのツアーから待望の声出し解禁ということで、めちゃくちゃ楽しみにしていました。残念ながら喉から手が出るほど欲しかった初日のチケットは手に入らなかったので*1、私にとっての初日はツアー全体としては3公演目となる福岡の地で幕を開けることになりました。オリンピックに向けて全てを調整するアスリートがごとく福岡公演に照準を合わせて過ごしていたところ、公演数日前にタクちゃんが急遽欠席とのお知らせが。

いやコロナ、おもんな!!!!!!!!! そういうのKYだからやめた方がいいよ(byうみ)。

悲しかったけど、絶対私以上に悔しい思いしているであろうメンバーやタクちゃんのことを想うと泣き言言ってもいられなかったので、いつも以上に楽しむぞ!!の気持ちで臨みました。

結果として、本当に本当に本当に最高の公演だった。一週間経ってもまだ余韻でふわふわしてる。超特急さんのライブの後はいつも「超特急大好き」しか言えなくなるし、この世の全てを抱きしめたくなるくらい愛が溢れて止まらなくなるけど、この公演ではいつも以上にたくさんのものを頂いたし受け取ったので、その気持ちを残しておきたくて久しぶりにブログを書いています。以下、何もかもをネタバレしていますのでご注意ください。

 

まず初めに、福岡は何度行っても良いところである。

遠征先に福岡が入っていると嬉しい。メンバーにとってもそうだと思う。熊本出身のハルが加わってからは、より一層特別な場所になった。前回行ったのは4月のツーショなのでそんなに久々でもなかったけど、またしても最高が更新されてしまったのでこれから先九州の現場は全部行きます。連番のお友達(7推し)のおかげで一緒に推しチュロス作ったりYSR聖地巡礼したり食わず嫌いしてたもつ鍋克服できたりして良かった。

私「タカシハートにしなかったの?」友達「だってタカシは王だから」

福岡市民会館は初めて行ったけど、1階席から3階席までが地続きになっていて客席がより一体になれて良いなと思った。今回は声出し解禁も大ニュースではあったけど、強化武器ことペンラのバージョンアップというイベントもあった。ずっと頑なにボタン電池式を貫いてきた超さんがついに乾電池式を導入したのだ。これは超特急史における大事件である*2。とにかく光量と発色命のオタクなので、赤ペンラがちゃんと赤いことに感動した。いざ点灯してみると一本でもかなり眩しくて、そのペンラの海が1階から3階までぶち抜きで広がっているともうだいぶ眩しい。メンバーもかなり眩しかったのではないか。でもそのギラギラした輝きが会場を埋め尽くしているのを見ると、柔らかな光がたくさん集まって動くイルミネーションみたいに彼らを照らしていた新世界とはまた違う、今にも爆発しそうなエネルギーや客席の期待が可視化されたみたいでこれはこれで良かった。ペンライト回してこーぜー!!(マサヒロ)

で、肝心のライブはというと、本当に素晴らしかったです。

いやこれ準備するのめちゃくちゃ大変だっただろうな…。新曲はもちろん、既存の曲も初披露のものばかりで、新世界と同じくらい怒涛の振り入れ&フォーメーションチェンジだったんだろうなと思ったし、その努力のおかげで久々に聞けた曲や9人で見たかった曲がたくさん見れて本当に嬉しかった。アルバム「B9」と地続きの世界観で、映像や演出はすごく凝ってたしかっこよかったけど、本質的にはパフォーマンス一本勝負という感じで、最初から最後まで9人だけでB9 Unlimitedの世界が体現されてた。

初日にアロハがずっと精神的にやり切れるか不安だった、と言ってたレポを見かけたけど、実際見てその意味を理解した気がした。新世界が大成功だった分、確実に次に繋げなくてはいけないし、センター曲という新たな要素も出てきて、一人一人の担う役割がより大きくなってるのを感じて。

オープニングを見て思ったけど、超特急さんって本当に全員が主人公なんですよね。誰もが唯一無二の個性をもってて、それが5人から9人というほぼ倍の人数になったことで、ますます集団としての輝きが強くなった。「B9」を聞いた時、音源だけでここまでメンバー一人一人の存在を強く感じることってないなと思ったんだけど、実際にステージを見たら、なんかもう全員王様だったよね。それぞれのセンター曲、本当に良かった…。1/9になったからこそ、センター曲はより特別なものとなったし、超特急の音楽の世界がますます拡がったのを感じた。特にKnock U DownとWinning Run、音楽的にもこれまで超特急になかったジャンルだし、それがまた超特急にこれまでなかった個性とぴったりマッチしていて、これこれって感じだった。Winning Run良かったな~。超特急さんは誰もがセンター張れる器だけど、超特急のセンター曲って獲りにいくものではなく曲に選ばれるものだと思ってるから、曲とバイブスがめちゃくちゃ合ってるアロハ、そしてこの曲を全身で表現するアロハはあの瞬間、世界で一番自由だった。それを見てなんだかすごく感動しちゃった。てか髙松アロハさんマジでかっこよくない?今日本で一番かっこいいまであるよ。マジでビーチボーイズの再来。今日本に足りてないサーフ系ワイルドイケメンを一人で担ってる。反町隆史はほぼ髙松アロハ。というようなことを終演後にベラベラ喋ってすいませんでした。TLでもアロハの写真を貼ると非8フォロワーから反応貰える率が高くて、静止画もかっこいいけど動いてるとこはもっとすごいからライブ来てーっ!!って叫びたい気持ちを我慢してる。よく表情管理がすごいといわれるアロハだけど、てか超特急さんは全員、ステージ上で何かを管理したり何かに管理されてはいなくて、どちらかというと解放していると思う。超特急さんは全員が命の輝きくんだからさ…。てか何度見てもシノビーのアロハ評が的確すぎてこれを超えるものが出てこない。

てかWinning Run~No.1って最高の流れじゃない?この繋ぎ考えたの誰?!推し!!!Synchronism~Body&Groovin'~が初乗車のオタクにとってNo.1はあまりにも思い入れの強い曲。もう大昔の話なのに、いつかこの曲でコールするのが夢で家で一生懸命練習してたこととか思い出してちょっと泣いた。チキチー!がアロハに引き継がれてたのも泣いた。今回、コロナ禍に超特急と出会ってくれて声出し可能なライブは初乗車だったお友達、コールは歌にガンガンかぶってくるものもあるし、ボーカル推しの心象として正直どうなんだろうとドキドキしてた部分もあったけど、めっちゃ声出てたし、私も一緒に大騒ぎして死ぬほど楽しかったし、やっぱ最愛の存在に向けて〇〇No.1!!て叫べるのはオタク冥利につきるというか、シンプルに「生きがい」。

そのあとのThinking of You~Before dawnまでの流れも最高に美しかったな…。ユーキさんが演出を担当するようになってからの超特急のセトリは、本当に物語を感じる。その時々のテーマに合わせて小説を編むように曲が配置されて、一つの舞台を見た後みたいな余韻がある。バッタマンからのBillionみたいなとんでもない情緒最上川セトリもあるけど、ユーキさんの中では全部意味のあるものだから全体通してみるとそれも綺麗にまとまってるから不思議なんだよね。今回も終盤で激おこ→超えアバ→バッタマンという暴れ曲三連発がきた時は「いや~無茶さす~!!!」と思ったけど、正直最高だったかな。君も一緒に壊れよう。

そんなセトリの流れを汲んでカイカイがプロデュースした衣装というのがまた夢のように美しくて…。今回の衣装全部好きだけど、やっぱり一番印象に残ってるのはこの衣装かもしれない。夜から夜明けまでのグラデーションに、夜空に浮かぶ星のようにキラキラしたラメが瞬いて、衣装に込められた想いも本当に素敵で…。というかWinning Run~Before dawnも曲の物語だけ見ると夜から夜明けまでのグラデーションになってるなって今思った。Winning Run、私の中では、夜中の高速を走ってるみたいなイメージというか、勝利に向かうためのギラギラした助走みたいな曲なので。

『夜が明けて、最初に目にする色は8号車の色がいいなと思って』。生きていて、こんなにも誰かに「想われてる」って感じることって、そうそうないと思う。でも8号車をしていると、それが当たり前に与えられる。誰かに想われることは、自分にとって近しい存在であっても、舞台を挟んだあちら側とこちら側で、一瞬人生が交差するだけの人たちであっても、等しく尊くて、距離とか立場なんて関係ないと思った。なんか福岡公演に行ってから、「想う」ことの力についてずっと考えている。そばにいなくても、想うことで自分の中に確実にその人がいる時間は、時に直接会うことよりも強い気持ちを呼び起こすことがある。絶対にタクちゃんの曲だと思ってたThinking of Youで、私はタクちゃんの踊る姿を見ることはできなかった。でも私はこの公演を通じてタクちゃんのことがより好きになったし、タクちゃんの分だけ空いた空間を見て、余計にこの曲の歌詞が沁みた。次に見るときは絶対に9人の超特急がいい。だけど私は、この時感じた気持ちを忘れることはないと思う。

超余談だけど今まで数々の晴れ男伝説を打ち立ててきた超特急さんの現場で最近「ありえんド雨」「とんでもない曇天」が頻発しており、ついに今回台風まで発生したので、超特急さんの晴れ男伝説に翳りが…?と思ったけどTyphoon見たらエネルギーがすごすぎて、これからは現場のたびに嵐を巻き起こす9人になるんやね♬それも素敵やん♬となった。まあ台風は直前に消滅したんですけどね。晴れるのはええこと、それはそう。

あとさ~~~何と言ってもfanfareだよ。これはもう大声で言わせて。fanfare、待ってたよ!!!!!!!!!

fanfareってハチコ全員好きな曲だしメンバーにとっても超大切な曲だから今更語るのもなて感じなんだけどやっぱり最高だった。イントロ聞いただけで涙が溢れた。自分にとっても思い入れのある曲で、武道館のfanfareも城ホのfanfareも武蔵野のfanfareも全部宝物。超特急さんにはYellとかAsayakeみたいな日常を頑張る私たちを応援してくれる曲もあれば、応援ソングじゃなくても彼らの生きざまそのものに背中を押されることも多いんだけど、fanfareの主人公は超特急で、超特急による、超特急のための応援ソングだと思っている。彼ら自身が音楽を奏でながら、光射す方へ向かって前に前に進んでいくための応援歌。それが9人になって、楽隊もより厚みを増してより賑やかになって、なんかもう、『希望』の可視化過ぎた。

この数年間、世界中が苦しくて、彼らにとってもかつてないほどの悩み深き日、絶望の日が何度も訪れたと思うけど、それでもこんな日が来ると信じてよかったと、誰もが思ったんじゃないかと思う。それくらい幸せな時間だった。私は普段ライブを見てもあんまりその場で泣くことはなくてあとからひっそり超特急さん大好き(涙)になるタイプなんだけどこれはさすがにウウッとなってしまった。それこそ2022年8月8日から何度も、超特急の未来、明れえ~!!て思ってきたけど、fanfareの放つ圧倒的「希望」を前に、このまま超特急を好きでいたら自分は絶対大丈夫だって思える強い気持ち強い愛、私は自分自身より超特急さんを信じてる、そんな気持ちとか、あとメンバーの弾ける笑顔とか歓びに弾む声とか重なる歌声とかがただ愛しくて大切で胸がいっぱいになってしまって、目を閉じるなんてもったいないから頑張って見ていたけど、やっぱり視界がぼやけて仕方なかったです。超特急さん、好きだ。声が出せなかった間もめちゃくちゃ楽しかったしどんな時でも超特急は超特急でいてくれたけど、fanfareを一緒に歌ってるとき、「超特急のライブってこうだったな」って思った。普段超特急さんを見て最高!長生きすっぞ!て思うんだけど、今回初めて自分の寿命の半分明け渡しても良いから超特急さんを永遠にしたいという気持ちでいっぱいになってしまった…。あとアロハの楽器がギターで恋だった。

本編最後の曲であるTogherther As Oneも本当に良かった。全体的に「B9」はシューヤの色が濃くて、もちろん百戦錬磨のタカシの歌声あってのそれとはいえ、シューヤのスパイスが効きまくった曲が多いんだけど、その中でもTAOはまごうことなきタカシ曲だと思っていて。超特急さんへの愛しさでいっぱいになった後、タカシのどこまでも暖かくて包み込むような歌声とそれに寄り添うようなシューヤの優しい歌声に抱きしめられて終わるの、本当に幸せな時間すぎる。他の曲の話もベラベラしたいけどこの時点で既に超長くなってるからまたの機会に…。

てか久々の声出しはやっぱ楽しすぎたよ。超特急さんはよく「8号車と一緒にライブを作っている」って言ってくれるけど、ここ数年はそれも満足にできなくて、メンバーとしての力不足(?)を感じてたけど、今回久々に自信を回復できてよかった。あと曲のイントロで沸いたり、彼らの問いかけに元気よくお返事できたり、そういう双方向のコミュニケーションができることが嬉しすぎていちいち感動してた。声を奪われたオタクマーメイド、ずっと外部フェスで悔しい思いをしてたけど、早く様々な外部フェスで暴れて俺らの真の姿を世に知らしめたい。

 

そんな感じでライブそのものもお腹いっぱいになるくらいの満足度だったけど、やっぱり今回はメンバーの超特急愛についても触れておきたい。

前述のとおり今回はタクちゃん不在だったので、一体どれくらいの4推しが来てるのだろうと思ってたけど、蓋開けてみたら本当にたくさんの緑色が灯ってて涙しそうになった5推しです。メンバー不在の公演を見るのはこれで3回目だった。その中にはユーキさん不在の公演もあったから、推しのいない辛さは経験したことがある。でも誰かがいない時って、不思議といる時以上にその人の存在を感じたりもするんです。今回も同様に、メンバーがMCで代わる代わるタクちゃんの名前を出してくれたり、そのたびに水置きに用意されていたタクちゃんの写真をカメラさんが写してくれたり、曲のいたるところでタクちゃんの象徴ともいえる「まさにBeauty.」をやったり、タクヤ!コールのあるべき場所では緑のペンライトが映されたり、本人すらやってないという3年+ぶりの口上をやったりと、かなり・タクヤ・祭りでした。メンバーと9号車の愛をすごく感じた。通常8分程度らしいMCがこの日は(いつもキュッとしめてくれるタクちゃんの不在も相まって)まさかの16分超えだったし、せっかく来てくれた人のために、ということで初出しのカワイイタクちゃんを見て皆で「カワイイ~」となるThinking of Takuyaタイムがあったり、本当に全てが愛おしい時間だったな。超特急さんは私が出会った頃からずっと変わらず優しくてメンバー想いの集団だけど、どんなに時が過ぎて行っても変わらない優しさがこの日は一段と泣けた。4推しに対して、「俺だったら来ねえぞ?!」とおどけるリョウガさんも、「でも来ないってことがダメなわけじゃないからね」というカイカイも、二人とも優しかった。タクちゃんのかたちに空いた穴に、寂しさを感じる傍から誰かの愛情が、思いやりが、絶え間なく注がれて、どんなに零れ落ちようが、なんだかずっと満たされていたな、と思う。

タクちゃんは以前何かで、「推しが目の前にいなくても、その時目の前にいるメンバーとの時間を楽しんでほしい」というようなことを言っていた。私は無数のペンライトを見ながら、タクちゃんに『あなたがいなくても、あなたのファンはちゃんと楽しんでいるよ、タクちゃんの大好きな時間を素敵なものにしてくれているよ』と伝えたいと思った。そう思っていたら、カイカイが「この景色をタクヤに見せたい」と言って携帯をもってきてくれて、それを見たユーキさんが「じゃあ全員で撮らなきゃでしょ!」とスタッフさんを呼んでくれて、この人たちのことが心から大好きだと思った。

あともう一つ触れておきたいのが、ハルとシューヤの話です。

MCでハルは、努めて明るく喋りながら、「今までお世話になった人たちに、恩返しができて良かった」といって涙を見せていた。ハルについての想いというか、私が「柏木悠さん…。」となってしまっている(なってしまっている)ことについてはまた別で触れたいのですが、私がハルに興味を持ったきっかけは、88翌日のこの福岡営業所のツイートだった。

88で初めてハルを見た時の第一印象は、「17にしては大人っぽいな。以上」だったのに、このツイートを見てからハルを見る目が変わった。この人は門出に「おめでとう」だけじゃなくて「ありがとう」の言葉を贈られるような人なんだと思ってから、ハルのことを知りたいと思った。そしてハル夏秋冬に入り、人生がめちゃくちゃになったわけなんですが………まあいいよこの話は散々ツイッターでしてるから。超特急募のドキュメンタリーでも、「今まで一緒にやってきた人たちに嬉しい報告ができる」といって涙していた。そんな感じで、ハルに対する印象は一貫して、「どんな時も周りへの感謝を忘れない人」。家族に対しては勿論、周りのメンバー、関わってくれた全ての人に対して、いつも感謝の気持ちを持っていて、それは本当に素晴らしいことだし私がハルを尊敬する点でもある。前日の配信では実家で大暴れ*3していたのに、きっと会場で見に来ているであろうご家族や福岡時代のスタッフさんの前で深々と頭を下げる姿を見てまた一段とハルのことが好きだなと思ったし、「ご乗車ありがとうございました」で〆ていたのも超特急だぁ…と思って胸が熱くなった。

そしてシューヤ。以前福岡に来たときは、自身のソロライブで…という出だしから、ゆっくり言葉を選びながら、その時来てくれたファンは100人くらい、会場も今よりずっと小さくて、その頃に比べると自分の成長も感じるけど、それでもまだ自分の中で満足いく出来ではなくて…ということを語りながら、言葉に詰まってしまった。私はシューヤに対して、8月8日から感謝してもしきれないほど感謝している。ツインボーカルの復活はずっと悲願だった。単に心強いボーカルが入ったというだけではなく、SNSでの発信力だったり、メンバー間をつなぐコミュニケーション能力だったり、アイデアマンなところとか、様々な形で超特急に新しい風を吹かせ、たくさんのいい影響をもたらしてくれていると感じている。5推しとしては特に、ユーキさんと同じくらいの熱量で、超特急への愛をもって、このグループが上に行くにはどうしたらいいかを人生をかけて考えてくれる同志が現れたことに、言葉で言い表せないくらいの感謝がある。たくさんのものを抱え、命を燃やす推しを支えたいと思っても、オタクにできることなんて無に等しい。だけどシューヤは推しを支えてくれている。私はシューヤに対して何ができるだろう…。そう思って途方に暮れたけど、でも私はそんなシューヤを見ながら、シューヤが真面目で、仲間想い・グループ想いで、時に自分の不甲斐なさに対して涙してしまうようなすごく超特急らしい人間であることに感動していた。涙しながらも力強く「これからもタカシくんと一緒に歌っていきたい」と言ったシューヤに、「一緒に届けてこうな」と声をかけたタカシの優しさも忘れることができない。

そしてそんなメンバーを見て、誰よりも号泣していたのが推しである。なんか振りみたいになっちゃったけど、自分があんまり泣かない人間だからこそ、ユーキさんの涙もろくて感激やさんなところが本当に愛おしい。途中、「お前は泣くなよ!」「赤おじさん!」と何度か突っ込まれつつも、シューヤの涙を見て「だっておれ知ってるんだよ!こいつがつらい思いしてきたの!!」と言って更に泣いていたユーキさんとか、ああユーキさん。ていうか今回、おさななの絆をめちゃくちゃ見せてもらった。昼に友達とおさななは無形文化財なんだよ…という話をしていたら無形どころかバリバリの実在性おさななを大量に被弾して終演後ヤムチャになった。なんかSynchonismの話もしてたし、私へのファンサ回だったのかな♬♬それはまあ冗談だけど、たくさんの愛を感じた公演でした。カイカイが「タクヤがいない寂しさを今回は持ち帰って、次来るときはその寂しさを持ってきて、喜びに変えてください」と言ってくれたけれど、寂しさ以上にたくさんのお土産を持たせてもらったなって感じてる。本当に私たちはいつも超特急さんから色んなものを与えられすぎている。そして今日のこの喜びすらも上回る幸せもまた、彼ら自身によって与えられるのだろうなという確信がある。世間で謳われる、アイドルは綺麗に嘘をつく職業で、オタクとアイドルは騙し騙されの共犯関係で、みたいなの、もう私には全然刺さんなくなっちゃったな。だって超特急さんは本当に私たちを愛してくれてるし私たちも本気で超特急さんを愛してるから。ほんまかいなと思うでしょう。そう思うなら、ライブに来てみるがいい!超特急は目を開けたまま見る夢だってわかるから。それはライブが終わっても解けない魔法。だから私はこうやって、自分の人生を頑張れている。彼らが何度だって、超特急が大好きな私の人生を肯定してくれるから。

前述したように、今回のツアーはオタクの満足度と比例してメンバーにとってはすごく大変なものだと思うけど、でもなんか、皆で大きなものを「乗り越えようとしている」ところを見せてもらってるなって思いました。今回みたいな突然のメンバー不在という大きなアクシデントもあったけど、それでも一人一人が与えられた役割を一生懸命こなそうとしていて…超特急さん、常に巨大な使命背負いすぎてる。そして普段ステージじゃないところで受け取るものももちろん全部ありがたいし大切だし本物なんだけど、やっぱり彼らは一番ライブを大切にしていて、ライブに全てを賭けているその熱い気持ちを真正面から浴びて、やっぱり真実はここにしかないって思った。超特急さんは普段、私たちに「このライブに来るためにお休みを取ったり、服を買ったり、時間をかけてくれてありがとう」と言ってくれるけれど、超特急さんだってこのライブのためにセトリを組んで、振りを覚えて、土日も平日もないくらい一生懸命に準備してくれてるのを知ってる。その死ぬほど忙しい合間に配信をしたり、個人ファンクラブに来てくれたり、本当にたくさんの形で寄り添ってもらってる。そのことに改めて感謝の気持ちでいっぱいになった。本当にいつもありがとう。このツアーを完走しきったとき、きっと彼らは一回りも二回りも大きくなってるって兆しが見えたから、これからの公演もますます楽しみだし早く9人揃ったパフォーマンスが見たい。とりあえず来週の北海道公演が楽しみで仕方ありません。私自身も健康に留意しながら、最後まで駆け抜けるぞー!超特急さん大好き!!!!!!!!!

 

*1:マジでキャパ足りてなさすぎるから来年以降は絶対デカい箱でやってくれ~

*2:大企業との癒着という説もある

*3:ハルのキラリは本当にすごいから、気になる人はハル夏秋冬に入りましょう